tv

202409.22放送

水菜

  • 池ノ上レポーター

    今日のたわわのわはアグリタウン小山田の水菜を紹介します。

やってきたのは、鹿児島市小山田町にあるアグリタウン小山田。 水菜を年間を通して栽培している水菜生産者の田中竜矢さんのハウスを訪ねました。

  • 池ノ上レポーター

    この奥までずらっと水菜が育ってますけれども、年間を通して作られているということなんですが、やはりハウス栽培だからという理由があるからなんですか?

  • 水菜生産者 田中竜矢さん

    水菜自体は暑さに弱いので、特に夏場というのは露地とかじゃなかなか育ちにくいので、特に水菜という作物は水分管理、水の冠水のタイミングとかいろいろあるので、ハウス栽培の方が水の管理がしやすいので、年間を通してハウスで周年栽培しています。

暑さに弱い水菜。 鮮度を落とさず出荷できるように工夫がされています。

  • 水菜生産者 田中竜矢さん

    アグリタウン小山田自体がコールドチェーンといって、収穫後すぐに独自で持っている保冷車の方に入れて、選果場の方の冷蔵庫へ持っていき、店頭に並ぶまで、できるだけ外気が触れないようにして品質自体を保てるようにしています。品質管理がアグリタウン小山田の強みじゃないかなと思います。

今年で水菜を栽培して16年目になる田中さん。 おじいさんの代から継いで3代目にあたります。

  • 池ノ上レポーター

    農業されていたら、最初はどう思いましたか?

  • 水菜生産者 田中竜矢さん

    うちの父も厳しいので、ビシバシ鍛えられたのですが、ハウスによって、くせ自体があるので、同じハウスの中でも、そこは水が足らないとかいろいろあるので、くせを見抜くというのがやっぱり難しいです。

気温の上昇などで栽培が難しくなっているそうですが、元気に育った水菜を見て、やりがいを感じるそうです。

  • 水菜生産者 田中竜矢さん

    生育がそろった時とか、きれいに生育した時とか「きれいでよかった」と安心します。

アグリタウン小山田産の水菜は県内のAコープやおいどん市場などで購入できます。

  • 池ノ上レポーター

    今後の目標を教えてください。

  • 水菜生産者 田中竜矢さん

    アグリタウン小山田がASIAGAPをとっているのですけども、今、海外の方にも輸出をしています。なので、海外への輸出シェアを広げていきたい。あとは生産コストっていうのがあがっているのに、値段が上がらないというのは、やはり今から下の世代が農業がしやすいような環境を作っていかないといけないというのがあって、食育活動などを通して今後の農業を発展させていきたいなと思います。