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202409.01放送

スプレー菊

  • 川原田レポーター

    突然ですがここで問題です。9月9日は何の日かご存じですか?正解は別名菊の節句とも呼ばれる重陽の節句。ということで今日のたわわのわはスプレー菊を紹介します。

9月9日は重陽の節句。 別名菊の節句ともいわれ、菊酒や菊の被綿を使って菊の薬効による健康祈願したり、お雛様を飾ったりします。 鹿屋市輝北町でスプレー菊を栽培している生産者の板垣 輸さんのハウスを訪ねました。

  • 川原田レポーター

    きれいなスプレー菊が咲いていますね。

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    ありがとうございます。

  • 川原田レポーター

    目の前に黄色いお花が咲いているのですが、種類は何種類ぐらいあるのですか?

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    種類というか色の種類は白、黄色、ピンク、緑という、だいたい4つの種類が色がありまして、あとはそれぞれ品種があって、この黄色のスプレー菊にも実は名前があるんです。

  • 川原田レポーター

    何という名前なんですか?

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    これはリモナーダという花なんですけれども。

  • 川原田レポーター

    リモナーダ。

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    名前がそれぞれついているのですけれども、ざっくり言うと1,000種類の品種がございまして。

  • 川原田レポーター

    そうなんですか。

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    私たちは黄色でいうとこのリモナーダを作っているという形ですね。

板垣さんのハウスでは、スプレー菊を1年中栽培しています。 1日の日の長さによって開花のタイミングが変わるスプレー菊。 暗幕や電照などを使って開花をコントロールしています。 元々は東京で会社員として働いていた板垣さん。 今年で就農して16年目。 自身が育てたスプレー菊がJAそお鹿児島のブランドを背負い、全国の花市場に出荷されることにうれしさを感じると話します。

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    自分一人で花を植えて出荷しているだけだと、単なる趣味の園芸だと思っています。みんなで力を合わせて量を作ってそれをしっかり市場に出すこと。市場としてはJAそお鹿児島の花として評価されることは僕もみんな頑張っているのだなって。それがすごくうれしい。

きれいで丈夫なスプレー菊を育てるため心掛けていることがあるそうです。

  • スプレー菊生産者 板垣 輸さん

    自分だけの経験だけに頼らず、JAそお鹿児島には何かあったら相談できる営農指導員の方が農協にいらっしゃるので、電話して相談して来てもらって、そこで対応してもらっている。輝北町には農協や他の農家の方のいろんなサポートがありますので、いろんな人と一緒に問題を共有していこうかなと心掛けています。

  • 川原田レポーター

    皆さんでひとつになって育てていらっしゃるのですね。

JAそお鹿児島のスプレー菊は鹿児島の花市場を通じて県内の花屋で購入できます。 来る9月9日は鹿児島の菊をご自宅で飾ってみては?