202201.16放送
ぽんかん
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川原田レポーター
今日のたわわのわはぽんかんを紹介します。ということでこの坂を登るぞ〜。
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川原田レポーター
すごい坂ですね。こんにちは。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
こんにちは。
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川原田レポーター
今日はよろしくお願いします。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
お世話になります。
やってきたのはいちき串木野市。収穫を目前に控えた12月中旬。ぽんかん園を訪ねました。 こちらはぽんかん生産者の西中間 勉さんです。
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川原田レポーター
すごい坂ですね。これ毎日登ってらっしゃるのですよね。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
はい。モノレールもありますけれども、収穫時の運搬ですから。通常はこの坂を何も動力は使わずに上がったり、下がったりしております。傾斜地だから、いいぽんかんができるんです。日当たりはいいし、水はけはいいし。中身の充実したぽんかんが出来るわけです。
川原田レポーター
なるほど。失礼ですが、おいくつですか。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
ちょうど80歳になりました。
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川原田レポーター
80歳ですか。
このぽんかん園は西中間さんがご家族と一緒におよそ60年前に作りました。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
大きな重機もないし、ほとんど人力で作りました。若かったから、そんなに体は疲れるということはなかったです。夢をもって先輩たちがいましたので、その園を視察に行ったりして、自分もいつかああゆう園ができればいいなあと一生懸命でした。
JAさつま日置管内のぽんかんの中で生産量が年々増えてきている品種が鹿児島県の育成品種「薩州」です。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
ぽんかんにも早生・中生・晩生とあって、この「薩州」は晩生で、年明け用のぽんかんなんです。ある程度の寒波が来て、中身がのって、それを収穫して貯蔵するのです。それを出荷になります。
1ケ月間以上、貯蔵することで、甘くまろやかな味わいになるそうです。 その中から糖度12度以上、クエン酸0.9%以下等の基準をクリアしたものを「本格貯蔵 薩州薩摩」という名称で毎年1月下旬から2月上旬にかけて販売。 鹿児島くみあい食品オンラインショップ「クミショクファーム」で購入できます。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
昔からの方の努力でぽんかんの里というイメージをもらっていますので、消費者の方にぜひ、ほんと食べていただければ、ありがたいなあと思っています。