202101.24放送
ぽんかん
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池ノ上レポーター
柑橘類特集第3弾。先々週の大将季、先週のきんかんに続いて今回はぽんかんを紹介します。
やってきたのはいちき串木野市。収穫前の12月下旬ぽんかん園を訪ねました。ご覧のように場所はかなりの急斜面。
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池ノ上レポーター
こんにちは。よろしくお願いします。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
こちらこそよろしくお願いします。
こちらは生産者の西中間さんです。
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池ノ上レポーター
すごい斜面にあるんですね。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
そうですね。こんな急な斜面は滅多にないですよね。
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池ノ上レポーター
ちなみに御年齢は?今おいくつなんですか?
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
この前誕生日がきて79歳になりました。
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池ノ上レポーター
えっ、すごい。お元気だ。私はここまで登ってくるだけで息があがるのに。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
露地の場合は傾斜地の日当たりのいい、水はけのいい、そういう所が美味しいみかんが出来るということでですね。
傾斜地で栽培する秘密兵器がこちらのモノレール。収穫したものを下の道路まで運んでいきます。JAさつま日置管内のぽんかんの中で生産量が年々増えている品種が鹿児島県の育成品種「薩州」です。
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池ノ上レポーター
こちらのぽんかんは収穫から出荷ってどういう時期に行うのですか?
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
ぽんかんといえば消費者の方は年内(12月)に食べるイメージがあると思いますが、この「薩州」は晩生の品種のため、年内から年明けにかけて収穫するんですよ。収穫して、約1ケ月間くらい風通しの良い納屋の所に棚を作って広げて、ゴムまりのように柔らかくなった頃が一番美味しくなります。
1ケ月以上貯蔵し、糖度12度以上、クエン酸0.9%以下等の基準をクリアしたものを‶本格貯蔵 薩州薩摩″という名称で毎年1月下旬から2月上旬にかけて販売しています。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
こだわっていることはですね、まずは消費者に安全安心な果物を届けるというのが私たち農家の一番の務めではないかというふうに思っております。
”本格貯蔵 薩州薩摩"は鹿児島くみあい食品のオンラインショップ「クミショクファーム」で購入できます。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
本当に消費者に「薩州薩摩はおいしかった」と言われるようなぽんかんを作っていきたい、そういうふうに思っております。
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池ノ上レポーター
これからもお元気で。美味しいぽんかんを作ってくださいね。
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ぽんかん生産者 西中間 勉さん
ありがとうございます。