202008.30放送
早期米
-
池ノ上レポーター
今日も暑いなあ。おっ夏なのにお米が実っている。ということで今回のたわわのわは夏に収穫するお米“なつほのか”について紹介します。
-
志布志市有明町。なつほのか収穫前の8月上旬、なつほのか生産者の上野 克比古さんを訪ねました。
-
池ノ上レポーター
今年の出来はいかがですか?
-
なつほのか生産者 上野 克比古さん
そうですね。今年は梅雨が長かったせいで、日照不足で生育を心配しておりましたけれども、現在見てみますと稲穂は平年並にできているのではないかと思います。
-
池ノ上レポーター
綺麗に実ってますものね。
-
2015年に鹿児島県で育成登録された“なつほのか”。早期米の中でも暑さに強く高温の被害を受けにくい。収穫量も多く、食味のいい品種だそうです。
-
-
池ノ上レポーター
なつほのかを作られる上でどんな所をこだわってらっしゃいますか?
-
なつほのか生産者 上野 克比古さん
この作物はいいのは分かっているのですが、基本にかえって「土づくり」をしようと。「土づくり」をしてからそこにいい作物が何でも育つような土壌を作りましょうというのが基本です。低農薬とか農薬をなるべく、ゼロということはありませんけれども、農薬を減らし、美味しいお米を消費者に届けると。安心安全なお米を届けるのが役目です。
-
池ノ上レポーター
育ててらっしゃる上で嬉しい時ってどんな時ですか?
-
なつほのか生産者 上野 克比古さん
そうですね、やはり自分たちが消費者が好む作物、野菜なんかを作らないといけないわけですが、それにこだわって食べて買ってもらった野菜とかお米とかが美味しかったと、地元の居酒屋や焼肉店で消費者の声を聞くと嬉しくて頑張ろうかなと思います。
-
こだわりぬいた土壌で育ったお米は大粒で甘みがあり、食べ応えも満点。なつほのかは県内Aコープ、たわわタウン谷山にある「結び屋」、パールライス取扱店などで購入できます。
-
池ノ上レポーター
今後の目標を教えてください。
-
なつほのか生産者 上野 克比古さん
そうですね、今まだ生産量が少なく県内にも行き届かないということで、給食で昨年はちょっと使ってもらったりもしたのですが、もっと増やしたいということで、大隅半島は早期米地帯なので、農協や生産者と話してたくさん作って、広めて県内だけでなく県外にも販売していきたいのが目標ですね。
-
池ノ上レポーター
より沢山の方に食べていただきたいですね。
-
なつほのか生産者 上野 克比古さん
そうですね。
-
-
-
-