会長挨拶
この度は、JA鹿児島県経済連のホームページを閲覧いただき誠にありがとうございます。 私たちJA鹿児島県経済連は、組合員・JAと共に、持続可能な農業の実現に向け、協同組合の原点である相互扶助の精神のもと「未来へ続く農業への変革」や「豊かな地域の創造」に挑戦してまいります。 農業を取り巻く情勢は、燃油・飼料・肥料原料等生産資材価格の高止まりが依然として続く中、枝肉や子牛相場の低迷、家畜疾病や気候変動等に起因する病害虫の発生等厳しい状況が続いております。また、一方では25年ぶりの「食料・農業・農村基本法」の改正を踏まえ、今後は食料安全保障の強化と併せて、国産農畜産物の適正な価格形成への対応がより一層求められております。 このような中、本会におきましては、生産資材の安定配送・供給に向けた南薩広域配送センターの設置や生産コストの低減に向けた地域資源である堆肥入り肥料の開発・製造など、今後も鹿児島県農業の発展に向けた取り組みを強化してまいります。 本県は、第12回全国和牛能力共進会において、前回に続き2大会連続の日本一に輝いた鹿児島黒牛をはじめ、かごしま黒豚や茶美豚等の畜産物や温暖な気候と南北600㎞にわたる優位性を活かして栽培された、ばれいしょや豆類、大将季、お茶等、魅力あふれる農産物を多数有しており、特色ある「旬」の商品を全国の消費者にお届けしてまいります。 今後も私たちは、「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の実現に向けた取り組みを継続するとともに、「食」と「農」を通じて生産者・消費者・地域生活者全ての皆様に「幸せ」と「笑顔」を提供する組織として、持続可能な農業と社会づくりに貢献してまいります。
経営管理委員会会長
柚木 弘文